同社が日本市場に参入した当時、国内でがん保険への関心は低かった。“不治の病”として恐れられ、その話題すら避けたがる風潮もあった。そんな中、販売網のなかった同社の売り子となり、国内指折りの生保に成長するまで二人三脚で歩んできたのは個人代理店だ。
しかし、2000年以降は第一生命保険や大同生命保険といった大手、中堅生保と相次ぎ、代理店契約を締結するなど代理店網を拡大。そして今回、郵便局も加わった。郵便局の販売網の拡大は一気に全2万局まで広げるのではなく、提携当初の1000局から13年10月に1500局、14年3月に3000局、そしてこの10月には1万局と徐々に増やしてきた。じっくりと着実に保険販売の教育・指導をしており、郵便局を保険販売の“精鋭部隊”にしようという本気度がにじむ。
個人代理店から反発を受けてまでも、販売網の拡大に突き進むアフラック。再成長に向け、代理店戦略を抜本的に見直すのでは、との観測も流れている。(万福博之)