オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、中堅中小企業を主なターゲットに基幹業務パッケージ「奉行シリーズ」を提供してきた。一貫してパッケージソフト開発提供に注力し続け、??環境の変化や会計制度をはじめとした制度変更に迅速に対応している。10月の名古屋から順次全国11都市で開催される「奉行フォーラム2014」でも消費税10%、マイナンバー制度対応に関するセミナーのほか最新ソリューションの展示が行われる。OBCが一貫して歩んできた基幹業務パッケージの歩みやこれからについて、和田成史社長に話を聞いた。
基幹業務パッケージの開発・提供に専念
――OBCが創業した1980年は汎用機やオフコンがコンピューターの中心。その中でパソコン用の会計パッケージソフトの提供で事業がスタートした。
和田 OBCは創業35年目を迎えた。創業以来一貫して、財務会計、人事・給与といった基幹業務パッケージを開発、提供する専門メーカーという立場を変えていない。スタート段階は、まだパソコンが出始めの頃だったので、周囲からは“大丈夫か?”という声も聞こえた。しかし将来的にパソコンがITの中心として、業務の革新をもたらすという確信があったので、基幹業務パッケージに注力してきた。コンピューターの世界は、汎用機やオフコンの集中型から、サーバーとパソコンの分散処理へ、そしてクラウド化やスマートフォンやタブレットといったモバイルデバイスを取り込み、インターネットを中心として集中と分散が融合する時代へのIT変革期にある。
また、消費税率10%やマイナンバー制度など税制や社会制度も大きく変化していく。マイナンバー制度では、個人や法人に固有番号が振り分けられることでITの利活用、行政サービスの利便性が増すことになる。