資生堂の魚谷雅彦社長は16日、主力スキンケアブランド「エリクシール」の刷新第1弾商品の発売を前に栃木県栃木市のドラッグストアを訪れ、売り場づくりに取り組んだ。企画や販売などの縦割りを排し、全社を挙げてブランド強化に取り組む「イチガンプロジェクト」の一環。魚谷社長が率先して現場をまわることで、顧客視点を徹底したい考えだ。
魚谷社長はこの日、社員らに交じって午前9時半から約1時間、化粧水の陳列や商品棚の飾り付けを実施。地元販売員らと新商品について言葉を交わす場面もあった。
同プロジェクトは魚谷社長の発案で、「全社員による売り場変更」を掲げている。21日の新商品発売まで全国約2万店に本社から役員18人を含む約350人が訪れ、売り場づくりに参加する予定。魚谷社長は終了後、「(社員に)顧客との接点が原点だということを再確認してほしい」と話した。