ビール各社の外食への出資状況【拡大】
関係者によれば、アサヒが数十億円の協賛金を支払い、乗り換えに成功したという。その後、アサヒはチムニーやすかいらーくなどで、出資による乗り換えを進めてきた。
アサヒの強さが明確になったのが、10月の「日本海庄や」などの居酒屋チェーン、大庄への出資だ。大庄では、サントリーが全株式の約13%を保有する第2位の株主だった。それが10月に急遽(きゅうきょ)、保有株の大半をアサヒやサッポロビールなど競合他社に売却。これによりアサヒの保有割合は9%に達し、サントリーを抜いて第2位の株主となった。サッポロやキリンも一部を購入した。大庄の各チェーンでは秋から、アサヒを主力とし、キリンやサッポロ、サントリーも納入している。
大庄は2014年8月期に3期ぶりの赤字に転落しており、今期の黒字転換は必達だ。これを意識し、「アサヒが出資と同時に、協賛金なども提案した結果の乗り換え」(関係者)となったもようだ。