【番頭の時代】(2)「決断」形に 赤字の40年に終止符 (2/7ページ)

2014.11.12 05:00

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 きちんと自分の意見は持つものの、決して出しゃばらない。自分を律し続け、表に出ることを嫌う青山に、かつて脚光があたったことがある。2005年から2年間務めた酒類カンパニー長時代に、高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の人気に火を付けたときのことだ。今でこそプレモルはサントリーの屋台骨を支える主力商品だが、当初は、アサヒビールの「スーパードライ」の100分の1にも満たない年間販売量数十万ケース前後の“弱小ブランド”だった。

 起死回生の一手として、青山は「値下げではなく、思い切って高いビールを売り込む発想に転換」した。商品のプレミアム感を演出するための戦略部を新設。食品の国際審査会モンドセレクションで得た最高金賞のイメージを前面に打ち出し、その後3年間で1000万ケースを突破する勢いを付けた。

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