キリンビールは12日、国内最軽量となるビール中瓶(500ミリリットル)を開発したと発表した。 新型の中瓶は380グラムとこれまでより2割軽く、製造と物流の両工程を合わせて年間930トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減できるという。また、軽量化によって、1ケース(20本入り)では1.8キロ軽くなることから、流通段階や酒販店、飲食店での作業負荷を軽減できるメリットもある。新開発の瓶は、セラミックスコーティングを施すことで、傷に強くなっている。このため瓶を薄くして、さらに軽量化することができた。11月下旬から九州地区で試験利用を始め、来年秋から全国展開する。
大半が業務用ビールに使用されるキリンの中瓶は、国内に約4500万本が流通しているとみられる。同社では今後、毎年1000万本程度を新型の中瓶に切り替えていく計画。10年後には完全に切り替わるとみている。