パナソニックが社会人野球を続ける理由…「出るだけで価値がある」 (3/4ページ)

2014.11.17 10:49

第40回社会人野球日本選手権準決勝で円陣を組むパナソニック野球部=10日、京セラドーム大阪

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  • チームの応援は社員の一体感を醸成することにつながる

 CSR活動に貢献

 創部は1950年。会社全体で推進する企業スポーツの中では最も古い。創業者、松下幸之助氏が野球好きだったこともあって活動が始まった。もともとは職場の福利厚生の一環だったが、今では専用球場を構え、関西の名門チームとして名をはせる。

 日本代表選手だけでなく、日米のプロ球界で活躍し先日引退を表明した建山義紀選手など数多くのプロ野球選手を輩出してきた。「都市対抗野球」にも49回出場し、準優勝の経験が1回ある。同部は日本球界の活性化という重要な役割を担っている。「Panasonic」の看板を背負って試合に出場し、社内的には社員の帰属意識を高めることや、地域で野球教室を開催するなどCSR(企業の社会的責任)活動に貢献する。

 経営陣の野球部への思い入れは強い。今夏出場した都市対抗野球では、初戦となったJFE東日本戦で背番号「87」のユニホームを着た津賀一宏社長が始球式に登場。津賀社長が投げたボールは捕手まで届かずバウンドしてしまったが、それでも選手だけでなく応援席の社員や関係者らを大いに沸かせ、経営トップ自ら「一体感」を演出した。

「出るだけでも十分に価値がある」

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