資生堂、マーケティングの教育機関を開講 魚谷改革新たな一手 (1/2ページ)

2014.12.4 05:34

マーケティングアカデミーの初講義で話す魚谷雅彦社長=3日、神奈川県

マーケティングアカデミーの初講義で話す魚谷雅彦社長=3日、神奈川県【拡大】

 資生堂は3日、企業内の教育機関「マーケティングアカデミー」を開講した。4月に就任した魚谷雅彦社長が進める経営改革の一環として、マーケティングの専門家を育成。ブランド力を強化し、中国事業の不振などで落ち込む収益力の回復を目指す。

 学長を務める魚谷社長は同日の初講義で、「資生堂は再生をいかに果たすかという大きなチャレンジに直面している。ブランド戦略やマーケティングのアイデアを生み出す能力をつけてほしい」と述べた。

 この日の講義は、マーケティングや経営企画、営業など各部門の40~50代の管理職級約20人が参加。魚谷氏や、10月に常勤顧問に就任した元経営コンサルタント、ラルフ・アーベック氏らの講義のほか、参加者が4組に分かれてグループワークなどを行った。

講義は4日間続き、マーケティングやブランドについて体系的に学ぶ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。