ソニーや東芝、車載半導体を量産化 “車の目”暗闇でも歩行者認識 (1/3ページ)

2014.12.15 06:39

衝突被害軽減ブレーキの試験を行う富士重工業のレヴォーグ=7月、水戸市内のテストコース(自動車事故対策機構提供)

衝突被害軽減ブレーキの試験を行う富士重工業のレヴォーグ=7月、水戸市内のテストコース(自動車事故対策機構提供)【拡大】

 日本の電機大手が、自動車事故を未然に防ぐため、歩行者などを素早く、確実に認識する技術の開発に取り組んでいる。ソニーはほとんど光がない暗闇でも撮影可能なセンサーを開発し、来年中に量産化する予定。東芝も処理能力を従来の10倍に高めたLSIを開発し、2年以内の量産化を目指す。今後普及が見込まれる自動運転技術でも“車の目”となる中核部品だけに、電機各社は商機拡大へ取り組みを急ぐ。

 ソニーは11月、同社初の車載カメラ向けイメージセンサーのサンプル出荷を始めた。闇夜に相当する照度でも撮影が可能で、来年12月に量産を始める。

 同社はスマートフォン向けなどイメージセンサーで世界シェア首位だが、車載向けについても「品質で優位性を出せる」(イメージセンサ事業部の綿谷行展氏)として注力する方針。業績が低迷する中で、再建の牽引(けんいん)役とする狙いだ。

一方、東芝は車載向けLSI「ビスコンティ」の新製品を開発

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