日本自動車輸入組合が8日発表した平成26年の輸入車販売台数(日本メーカーの逆輸入車を除く)は、前年比3.4%増の29万196台となり、5年連続で前年水準を上回った。軽自動車を除く登録車に占める輸入車のシェアは8.8%で過去最高を更新した。消費税増税後に国内の新車需要は冷え込んだが、“アベノミクス相場”による株価上昇などで1千万円以上の高級車の販売は好調だった。
ブランド別では独フォルクスワーゲンが0.2%増の6万7438台で暦年の過去最高を2年連続で更新し、15年連続で輸入車首位となった。主力小型車「ゴルフ」は27年連続で車名別の販売トップを獲得した。
2位は独メルセデス・ベンツで13.2%増の6万839台、3位は独BMWで0.9%減の4万5645台とドイツ勢が並んだ。
価格帯別では1千万円以上の高級車が31.7%増の1万6190台と大きく販売を伸ばす一方、国産車と競合する400万円未満の普及価格帯は0.6%減の17万7747台で前年割れした。同組合の担当者は「株価上昇で高価格帯の販売は年間を通して好調だった」と説明している。