対ベトナム、インフラ輸出加速 空港設備や大型橋…日本企業も攻勢 (1/3ページ)

2015.1.12 21:46

ニャッタン橋、連絡道路の完成式典が行われ、ベトナムと日本の関係者によりテープカットが行われた=4日、ベトナム・ハノイ(森田晶宏撮影)

ニャッタン橋、連絡道路の完成式典が行われ、ベトナムと日本の関係者によりテープカットが行われた=4日、ベトナム・ハノイ(森田晶宏撮影)【拡大】

 日本がベトナムで空港や橋などのインフラ輸出を加速させている。首都ハノイでは昨年末から今月初めにかけて、大成建設が工事を担った空港の新ターミナルビルや、IHIインフラシステムや三井住友建設が施工した大型橋が完成した。総事業費の大半は円借款でまかなった。ベトナムでは経済成長を背景にインフラ整備の需要が拡大しており、商機を求める日本企業も攻勢に出ている。(森田晶宏、写真も)

 白色を基調とした空間。側面はガラス張りで開放感があふれる。ハノイのノイバイ国際空港で昨年末に本格稼働を開始した国際線専用の「第2旅客ターミナルビル」では、真新しい床の上を大きな荷物を持った旅客が行き交っていた。

 今月4日には、ハノイを流れるホン川(紅河)にかかる大型の道路橋「ニャッタン橋」が完成。空港への連絡道路も開通した。

 「空港からハノイ中心部までの距離が短縮され、交通が迅速で円滑なものになる」。ハイ副首相は意義をこう語った。空港からハノイ中心部までは、従来のルートでは混雑時に1時間以上を要していたが、新ルートは約35分で済む。

 日本は1992年にベトナムへの経済協力を本格再開。ベトナムにとっては最大の政府開発援助(ODA)の供与国だ。国際協力機構(JICA)によると、今回の第2旅客ターミナルビル、ニャッタン橋、連絡道路の総事業費は計1785億円。このうち7割強にあたる1315億円は円借款でまかなった。

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