メーカー以外もその人気に高い関心を寄せる。ヤッホーブルーイングが昨年10月に大手コンビニエンスストアのローソンと共同開発した「僕ビール、君ビール」は、瞬く間に売り切れる店舗が続出。「初回生産分が売り切れ、在庫がない状況。2回目の生産も前向きに検討している」(ヤッホーブルーイング広報)。同社はアマゾンジャパンともアマゾン限定ビールを共同開発し、売れ行きは絶好調。他の大手流通も虎視眈々(たんたん)と狙っているようだ。
木内酒造やベアードなどの直営店だけなく、さまざまな種類のクラフトビールを集めたビアパブも急速に増えていることも、各社の生産増強の背景の一つにある。
大手メーカーの参入などに伴い、「15年度はクラフトビールに追い風が吹く」(飯塚氏)勢いで、低迷する国内消費の盛り上げ役としても期待されそうだ。(池誠二郎)