飲料大手のサントリー食品インターナショナルは22日、2015年の戦略発表会を開き、特定保健用食品(トクホ)関連の強化などで、国内販売を前年比1%増の4億1740万ケースとし、23年連続で前年実績超えを狙う方針を示した。国内市場全体は2%減と想定している。
小郷三朗副社長は、「高付加価値商品の育成、拡充に重点を置く」と説明。中でも昨年発売し、好調に推移した日本茶「伊右衛門 特茶」や3月に刷新する「黒烏龍茶」など、トクホ関連事業を育成する。トクホ関連は前年に45%増と急成長したにもかかわらず、15年も9%増を見込んでいる。
さらに、仏子会社のオランジーナ・シュウェップス・グループと共同開発したレモン風味の炭酸飲料「レモンジーナ」を3月31日に発売するなど、新しい価値提供も狙う。同社はここ数年は国内飲料市場の低迷が続くとみているが、既存ブランドの強化などで、市場の伸びを上回る安定的な成長確保を図る。