高い求人水準
日本企業が求める人材の水準は高い。あるメーカーは「理工系の高度な専門性を備え、日本語を理解できるトップクラスの大学の学生」と厳しい注文をつける。特に言葉の壁は高く、講座などで学ばなければ、条件を満たす学生は「1つの学年に1人か2人しか現れない」(千野氏)という。
日本の企業が求める外国人といえば、即戦力になり得る技能を持つ人材の中途採用が多かった。最近は新卒採用にも注力している。リクルートキャリアの「就職白書2014」によると、2015年の新卒採用で、従業員5000人以上の大企業のうち約41%が、海外の大学や大学院を出た外国人学生を社員として迎える考えを示している。採用が順調に進めば、約21%だった14年の実績よりも20ポイントも増える。