【浜松物語】(4)鈴木修スズキ会長兼社長「うちは中国が遅れたからインドに行った」 (2/3ページ)

2015.3.24 06:17

鈴木修会長兼社長は2007年2月、主力車「スイフト」の生産拠点となったインド工場の開所式に出席した=インド・ハリアナ州

鈴木修会長兼社長は2007年2月、主力車「スイフト」の生産拠点となったインド工場の開所式に出席した=インド・ハリアナ州【拡大】

  • インタビューに答える鈴木修・スズキ会長兼社長(野村成次撮影)

 --インド最大財閥のタタもずいぶん意気込んで超低価格の自動車に参入した

 「タタ・ナノっていうのがね、マルチ800に対抗すると。つまりアルトに対抗する800をね。ナノも800だったな」

 --問題にしなかった

 「マルチ800に対抗するもっと安い車を作るということでナノ800を売り出したんだけど、人気がなくて。『あれは車じゃないよ。力車だよ』って言ったらタタのほうは『こんちくしょー、今に見ていろ』って言ってたけど結局駄目だったね。今、年間2000台ぐらいじゃないかな」

 --中国での事業はどうか

 「中国は細々とやってるわ。うちは中国が遅れたんですよ。それでインドに行った。だから、結果的にインドに重点を移したのが花が咲いたということで、中国は今まで最高20万台ぐらいかな」

「やっぱりオートバイからスタートしましたから…」

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