食品マーケティング部の鈴木章子プロデューサーは「忙しい朝でも朝食をしっかり食べ、快適な腸内環境のサポートに、食物繊維が豊富なクリーム玄米ブランを使っていただければ」とアピールしている。
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ここ数年、日頃の不摂生を反省し、食事のメニューに気を使うなど健康を意識している。ただ、栄養調整食品には縁がなかった。以前食べたとき、口の中でぱさつくなど、あまり良い印象がなかったからだ。
しかし、クリーム玄米ブランの商品ラインアップは、いずれも食材の味わいがしっかりして、おいしいと感じた。さすが「棚にあるどのお菓子よりもおいしく、なおかつ栄養が入っている」(アサヒフードアンドヘルスケア商品開発研究所の大倉剛所長)をコンセプトに商品開発を続けてきただけある。
最近では、栄養調整食品専用の棚を設置するコンビニエンスストアやドラッグストアも増えている。健康にやさしいだけでなく、おいしさの追求で、競争はますます激しくなっている。また、栄養調整食品は朝食としてだけでなく、間食として利用する人も増えている。
おいしく、そして身近になったクリーム玄米ブランが手放せなくなった。(鈴木正行)
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■クリーム玄米ブラン
アサヒフードアンドヘルスケアが発売する栄養調整食品シリーズ「バランスアップ」の1商品。栄養調整食品は、日常の食物の摂取で不足しがちなビタミンやカルシウム、食物繊維などを配合したもの。同商品は、1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国の定めた基準に適合する「栄養機能食品」でもある。2001年秋、ビスケットに小麦ふすま(ブラン)を含む「フルーツクリームブラン」として発売された。08年に玄米を新たに加え、現在の名称になった。