たとえば商品力。セブンイレブンは自社専用に商品を納入する業者と契約し、プライベートブランド(PB、自主企画)を拡充。「金の食パン」シリーズや、100円から飲めるいれたてコーヒーなどのヒット商品を生み出してきた。金の食パンの価格は決して安くはないが、「いいもの、納得できるものにはお金を出そうという今の消費傾向をうまくとらえている」(コンビニ大手関係者)。新商品を出すとき、全国のほぼ全店で同時にキャンペーンを打ち出す態勢も整っており、消費者への浸透度が高い。「あっという間に狭い地域を自社の店で埋め尽くすセブンイレブンの出店戦略にはかなわない」(サークルKサンクス本部の社員)との弱気の声も漏れてくる。
自分の店は大丈夫?
一方、統合に向けた不安もある。セブン&アイの鈴木会長は「(ファミマやサークルKサンクスの)加盟店オーナーの不安が強くなっていると聞いている」と述べるなど、冷静に状況を分析する。