「モンスト」や「ディズニーツムツム」が、スマホから業務用ゲーム機へと移植される展開は、業務用から家庭用へとゲームが移植されていった流れの逆を行くものといえそう。ただ、「ディズニーツムツム」を単純に業務用ゲーム機に移植するだけでは、ファンはゲームセンターに戻ってきてくれない。
コナミデジタルエンタテインメントでは、アーケード版で遊んだ人だけがもらえるキャラクターのマスコットを用意し、これをゲーム機に置くと、キャラクターがゲームに登場する仕掛けを取り入れた。セガの「艦これアーケード」では、業務用ならではの高度なグラフィックス機能でキャラクターを再現し、キャラクターの絵柄がデザインされたカードをもらえるようにして、パソコン版にはない楽しさを感じてもらう。
業務用ではないが、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル&ドラゴンズ」のように、スマホから任天堂の携帯型ゲーム機へと展開して、ミリオンヒットとなったタイトルもある。大勢のゲームファンにアプローチできるスマホやブラウザゲームによる展開でユーザーを得たゲームが、業務用や家庭用へと遊べる場所を広げていくケースは、これからも増えていきそうだ。