原油安の影響で石油元売り各社には多額の在庫評価損が発生し、2015年3月期連結決算では赤字を計上する見通しだ。
石油連盟の木村康会長(JX日鉱日石エネルギー会長)は、「原油価格は一定レベルで安定するほうが望ましい。少しずつ上昇すれば、決算的にはプラスとなる」と期待する。
民間調査会社の伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリーの伊藤敏憲アナリストは「原油輸出を外貨獲得の主な手段としているOPECが減産する理由はない」と指摘するが、ガソリンなどの需要が高まる「4~6月は60ドル台、7月以降は80ドル台を中心に推移するだろう」とみている。