マツダは「高級感」、スズキは「大型化」 自動車大手、顧客獲得へ販売店改革 (2/3ページ)

2015.5.12 06:30

黒を基調とした店舗の2階に赤色の車両が並ぶ関東マツダ目黒碑文谷店=東京都目黒区

黒を基調とした店舗の2階に赤色の車両が並ぶ関東マツダ目黒碑文谷店=東京都目黒区【拡大】

  • 大型店に生まれ変わったスズキアリーナ足立。2階には中古車展示場もある=東京都足立区

 マツダはガソリン車よりも価格が割高なディーゼル車を強化し、内装にもこだわるなど車両の高価格帯へのシフトを進めている。新たなブランドイメージに合わせて14年度に着手した販売店の改装は既に21店で終え、15年度は50店の改装を計画している。

 一方、軽自動車を主力とするスズキは、店舗改革の一環として販売店の大型化に取り組んでいる。4月にオープンしたスズキアリーナ足立(同足立区)は近隣の3店舗を統廃合して生まれ変わった。延べ床面積は従来の6倍以上になり、新車の展示スペースと整備場に加え、2階には中古車の展示場も設けた。

 家族連れや女性客に配慮し、店舗の内装は親しみやすいパステルカラーを採用。預かった車両の整備中に自転車を顧客に貸し出し、近隣で買い物などができるようにするなどきめ細かいサービスも取り入れた。

車両の整備や修理は販売店にとって収益の柱の一つ

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