「新シルクロード構想」追い風 日通、中国発の物流網続々 (1/4ページ)

2015.5.18 12:24

中国・上海近郊を走る日本通運のトラック。「新シルクロード(一帯一路)構想」を追い風に同社は物流網の国際拡充を急ぐ(日通提供)

中国・上海近郊を走る日本通運のトラック。「新シルクロード(一帯一路)構想」を追い風に同社は物流網の国際拡充を急ぐ(日通提供)【拡大】

【上海摩天楼】

 中国を起点に中央アジアや東南アジア、中東を経由して欧州まで陸路と海路でつなぐ「新シルクロード(一帯一路)経済圏構想」の実現を見越した物流ルートづくりを日本通運が進めている。中国の習近平国家主席が2013年9月のカザフスタン訪問で打ち出した構想だが、日通はその何年も前からボーダーレス物流網の構築を着実に進めてきた。

 6カ国隙間なく陸送

 例えば、上海とシンガポール間をトラックや鉄道で“直結”する「SS7000」。発着都市名の頭文字である2つのSと距離約7000キロを示す。中国からベトナム、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポールまでの6カ国を隙間なく陸送するルートは08年春から稼働している。

 中国一極集中への懸念などから、東南アジアにも製造や流通の次なる足掛かりをつくる「チャイナ・プラス・ワン」の動きが日系企業の間で広がり、工場分散などによって、部品や完成品の国境をまたぐスピーディーな物流需要が急増したためだ。

上海のオフィスに掛かった巨大な世界地図をバックに…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。