中国・上海近郊を走る日本通運のトラック。「新シルクロード(一帯一路)構想」を追い風に同社は物流網の国際拡充を急ぐ(日通提供)【拡大】
日通が中国に進出したのは、1981年に外資系物流企業として初めて駐在員事務所を北京に開設したのがスタート。来年はそれから35周年となる。
現地法人の日通国際物流(中国)が中核となり、香港や台湾、韓国まで含め33社を束ねる。56都市138拠点を結ぶネットワークは外資系物流で最大規模。地震など災害時でも、グループ会社がバックアップする「事業継続計画(BCP)」も練った。
こうした布石が今後、新シルクロード構想と結びつき、いかに成果を上げるのか。日通の戦略は刈り取りのときを迎える。(上海 河崎真澄)