傘下メーカーの不正会計で巨額の損失が生じる見通しとなり、記者会見するLIXILグループの藤森義明社長=3日午後、東京都千代田区【拡大】
また、今回の一件は中国ビジネスのリスクも再認識させた。今回のような不正行為だけでなく、賃金の上昇や労働問題、過当競争、法体系の未整備など枚挙にはいとまがない。藤森社長も「中国は重要な市場」としながら、「機会もリスクも多い」と認める。
中国ビジネスに詳しい日本貿易振興機構(ジェトロ)の箱崎大・中国北アジア課長は「日本企業進出の際、人事面は中国側に任せるのが望ましいが、財務面は中国側に任せて問題になるケースが多い。『管理』と『信頼』のバランスが重要だ」と指摘している。(田端素央)