ベネッセ i-キャリアの山﨑昌樹社長(中央)らベネッセとインテリジェンスの関係者【拡大】
ベネッセホールディングスと人材サービス大手、インテリジェンスが設立した合弁会社、ベネッセ i-キャリア(東京都新宿区)は23日、都内のホテルで会見し、新卒者向けの就職支援事業を10月から開始すると発表した。新卒者の就職をめぐっては、求人数の増加を背景に売り手市場が鮮明になっている半面で、入社後の早期離職という問題がある。就職希望の学生にきめ細かなカウンセリングを行い、企業側には求める人材を紹介することで、質の高い人材のマッチングにつなげたいとしている。
新卒者と第2新卒者を対象に新たに開始する事業「DODA(デューダ)新卒エージェント」は、専任のコンサルタントが、個人登録した学生の就職にかかわる悩みなどの相談に応じ、希望や適正を考慮してふさわしい企業を紹介するというサポートサービス。学生の登録や相談などはすべて無料。紹介をうけた企業が内定を経て採用した時点で一定の金額をベネッセ i-キャリアに支払うという成功報酬型だ。
中堅・中小企業は新卒を採用したくても、企業内容を理解さえしてもらえないケースが少なくない。一方の学生側も、大手の特定企業に人気が集中し、雇用環境が好転するなかでも、結果的に内定が得られないことがある。そこでベネッセ i-キャリアが仲介者として、両者の間に立ち、双方を結びつけて学生と企業それぞれのニーズにこたえる格好だ。