【ビジネスのつぼ】ダイハツ「コペン」、若者や女性の支持獲得 開発一時凍結して新たな価値模索 (1/5ページ)

2015.11.16 06:31

ダイハツ「コペン」の前に立つ開発担当の藤下修さん

ダイハツ「コペン」の前に立つ開発担当の藤下修さん【拡大】

  • フェンダーやフードなど外板部品を交換できる斬新なアイデアを採用したコペン
  • ダイハツ工業の軽自動車「キャスト」

 ■つながり重視の象徴「着せ替え」構造

 ダイハツ工業の軽自動車「コペン」が、オープンスポーツ車として存在感を高めている。昨年6月に全面改良し、フェンダーやフードなど外板部品を交換できる斬新なアイデアを採用。スポーツ車の主な購入層の高齢者に加え、若い層や女性からも人気を集めており、今年9月末時点で約1万2000台を販売した。成功の裏には顧客との意思疎通を重視する姿勢と、生産から販売まで全てを変える挑戦があった。

 新しい価値観模索

 コペンは通常モデル「ローブ」のほか、初代から丸いヘッドライトを継承した「セロ」、スポーツ感を高めた「エクスプレイ」と趣向の異なる3車種をそろえた。最大の特徴は外板11部品を“着せ替え”し、ローブをセロにして楽しむことができる新構造「ドレスフォーメーション」だ。

 コペンのチーフエンジニアを務める藤下修氏は「顧客とつながることが一番大切だった。販売して終わりではなく、(交換などで)日々の意思疎通ができる」と説明する。

コペンの全面改良は、当初から高いハードルが課せられていた

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