【ビジネスのつぼ】ダイハツ「コペン」、若者や女性の支持獲得 開発一時凍結して新たな価値模索 (5/5ページ)

2015.11.16 06:31

ダイハツ「コペン」の前に立つ開発担当の藤下修さん

ダイハツ「コペン」の前に立つ開発担当の藤下修さん【拡大】

  • フェンダーやフードなど外板部品を交換できる斬新なアイデアを採用したコペン
  • ダイハツ工業の軽自動車「キャスト」

 ≪企業NOW≫

 ■「キャスト」投入、軽市場に活気

 ダイハツ工業は9月、「ミラ」「ムーヴ」に並ぶ新ラインアップとして「キャスト」を投入した。ムーヴ並みの燃費性能を維持しつつ、塗装の代わりに樹脂フィルムを使って13色の多彩な選択肢を安価で用意。新たな工夫で低迷する「軽」市場を活気づけている。

 キャスト3車種のうち、「アクティバ」は直径の大きいタイヤを採用。地上からの高さを通常モデルより3センチ高い18センチにして、雪道や山道でも走りやすい設計を採用した。スズキが2014年1月に投入した新型軽「ハスラー」に対抗し、「軽」の新分野を開拓する。

 また、10月29日に発売した「スポーツ」はターボエンジンを搭載し、サスペンションも硬めに設定するなど操縦性を重視。ハンドルに革を使うなど内装も差別化し、3車種で幅広い顧客層にアピール。キャストはコペンと同様のクルマの楽しみを提案しつつ、燃費は1リットル当たり24.6~30キロと性能も確保している。

 今年4月には軽自動車税が年7200円から1万800円に増えて市場は低迷しているが、キャストは発売後1カ月の販売が目標の4倍の2万台を記録した。三井正則社長は「キャストが店頭に足を運ぶ動機になり、市場全体を活気づける起爆剤になる」と期待を示している。

                   ◇

 ■ダイハツ工業

 【設立】1907年3月

 【本社】大阪府池田市ダイハツ町1-1

 【資本金】284億円

 【売上高】1兆8171億円(2015年3月期)

 【従業員】1万2543人(15年4月1日現在)

 【事業内容】自動車の製造・販売

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。