【日本発!起業家の挑戦】日本の採用をカジュアルに変える (1/6ページ)

2015.11.17 05:00

ウォンテッドリーの仲暁子CEO

ウォンテッドリーの仲暁子CEO【拡大】

 □Wantedly創業者・仲暁子氏に聞く

 Wantedly(ウォンテッドリー)は2012年に正式にサービスを開始したユニークな求人・採用プラットホームで、日本の採用方法をラディカルに変える。採用する人とされる人を平等な立場に置き、堅苦しい面接やその前の履歴書や職務経歴書の提出もなし。よりカジュアルに、オフィスにふらりと立ち寄って話を聞くのがウォンテッドリーにのっとったやり方だ。一時代前は転職も珍しかった日本での採用方法としてはかなり異例だが、ウォンテッドリーは新しい業界基準の先陣に立つといってよい。

 私もウォンテッドリーを利用する顧客の一人だが、米国での採用をよく知る私でさえも、始めは履歴書なしのルールやそのカジュアルさに戸惑いを覚えたものだ。創業者で最高経営責任者(CEO)の仲暁子氏に、創業当初、法人に対してどのように導入を働きかけたのか聞いた。

 ◆営業が時間かけ説明

 --どうやって大手企業にウォンテッドリーを試験導入するよう営業したのですか

 「今ではNTTコミュニケーションズ、サントリー、ミクシィなどの顧客がいますが、初めのうちはほとんどの会社が履歴書なしの面接や採用という考えになじまず、どうすればよいのか分からないと言った感じでした。営業チームが時間をかけてプロセスを説明し、主要企業が何社かウォンテッドリーで採用を実際に成功させた後は評判が広がって営業はだいぶ楽になりました」

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