ウォンテッドリーの仲暁子CEO【拡大】
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既存体制を「ディスラプト」する革新を社会に起こすときに、相手に敬意を払い、間接的な方法でおこなうべきだという仲氏の発言にはなるほどと驚かされた。これは、孫子の兵法にも通じる考えだと思う。欧米のスタートアップは、現に力を持つ者に挑むとき、極力派手なファンファーレと空威張りで武装して正面から突入するような傾向があるが、日本でそのような方法が成功することは非常にまれだと言わざるを得ない。
大学生が手書きで履歴書を書いているような日本では、ウォンテッドリーの採用方法は突飛(とっぴ)にも見えるが、じわじわと着実に社会を変えつつある。そこには注目すべき戦術がある。先週、ウォンテッドリーはいよいよ採用プラットホームのAPIの提供を始めた。この会社からしばらく目が離せそうもない。
文:ティム・ロメロ
訳:堀まどか
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【プロフィル】ティム・ロメロ
米国出身。東京に拠点を置き、起業家として活躍。20年以上前に来日し、以来複数の会社を立ち上げ、売却。“Disrupting Japan”(日本をディスラプトする)と題するポッドキャストを主催するほか、起業家のメンター及び投資家としても日本のスタートアップコミュニティーに深く関与する。公式ホームページ=http://www.t3.org、ポッドキャスト=http://www.disruptingjapan.com/