みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長=東京都千代田区(早坂洋祐撮影)【拡大】
みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長は28日までに、産経新聞のインタビューに応じ、自民党への政治献金の再開について、「日本経済の発展に即すると判断したため」と説明した。
全国銀行協会(全銀協)の会長でもある佐藤氏が献金再開の理由を明かすのは初めて。
佐藤氏は「経済の『血流』を担う金融機関として、政治献金を決めるポイントは、日本経済や議会制民主主義にとってプラスになる政策かどうかだ」と持論を展開した。
その上で、仮に他の政党から献金の依頼があれば、「社会貢献という理由ですぐ応じるのではなく、その政党の政策や考え方をしっかり見させていただく」と熱弁をふるった。
一方、平成26年分の政治資金収支報告書によると、自民党への融資は、三菱東京UFJ銀行が31億円、みずほ銀行と三井住友銀行がそれぞれ20億円ある。
このため、全銀協の記者会見では、「融資先への政治献金は利子の減免に当たるのではないか」と批判的な質問もあったが、佐藤氏はインタビューで「融資と献金は全然別の議論」と改めて反論した。