ただ、07年に入ると、米国のサブプライムローン問題が浮上し、株価も低迷。景気は先行き不透明感を増し始める。COTYもそれまで数年続いていた高級車や中型車ではなく、ホンダの小型車「フィット」が選ばれた。そしてリーマン・ショックの起きた08年には株価は1万円台を割り込み、COTYにはトヨタの小型車「iQ」が輝いた。
国内景気は急速に悪化。株価は8000~1万円台に低迷し、新車販売も500万台を割り込んだ。消費者の節約志向や環境意識の高まりを反映するかのように、09年「プリウス」(トヨタ)、10年「CR-Z」(ホンダ)、11年「リーフ」(日産)とハイブリッド車や電気自動車などのエコカーがCOTYを受賞した。
潮目変わった12年
潮目が変わったように感じられるのが12年だ。