無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)は16日、特定分野の曲を次々に流すラジオ型音楽配信事業から撤退すると発表した。利用者に通知し、数週間以内にサービスを終える。日本では実施していない。
サービスは、2015年3月に米マイクロソフトから買収した。利用者数は非公表だが、日本を除く世界約30カ国で展開している。ラインは「コストなどを検討し、今後の成長は困難と判断した」と説明した。
ラインは、エイベックス・デジタルやソニー・ミュージックエンタテインメントと共同で、音楽配信サービスを手掛けており、事業を集中させる。