羽田空港の国際線ターミナル。昼間に羽田を出発する米東海岸行きの直行便が今秋にも実現する【拡大】
同18日の日米合意後、アメリカンは「日米の航空関係を強化する重要な一歩だ」との声明を出し、ユナイテッドも「東京都心への日中の発着便就航で、新たなビジネスや観光の旅行機会が生まれる」と評価した。
これに対しデルタは、成田を拠点とするアジア戦略を「できるだけ維持する」としつつも、羽田路線との競争が激化することで「商業的に切迫した影響を受ける」といらだちを示した。
対立より補完関係に
今回の合意に伴い、羽田と米国の間には昼10便(1便=1往復)、深夜早朝2便の発着枠が設けられ、日米で均等に配分される。これまでハワイや西海岸への路線しかなかったのは、羽田を深夜に離陸する場合、米東海岸への到着も深夜となり不便なためだ。その障害が取り除かれたことで、各社は今年の冬ダイヤから羽田-東海岸便を就航させる構えだ。