羽田空港の国際線ターミナル。昼間に羽田を出発する米東海岸行きの直行便が今秋にも実現する【拡大】
アジア各国へと目を移せば、韓国の仁川空港や中国の北京空港は、敷地の広大さを生かして滑走路を着々と増やしている。香港空港やシンガポールのチャンギ空港の国際線利用者数は、羽田と成田の合計を軽く上回る。国際的な拠点空港を目指す争いは激しさを増す一方だ。
国交省は、20年東京五輪・パラリンピックまでに成田、羽田の発着枠をそれぞれ1日50便余り増やす計画で地元自治体などへの説明を進めている。成田と羽田が首都圏の玄関口としてうまく補完し合い、アジア諸国との航空競争に勝ち抜けるかどうかが肝心だ。(山沢義徳)