東芝、V字回復苦境 半導体と原発の2本柱にリスク  (1/2ページ)

2016.3.18 21:31

 経営再建中の東芝は18日、平成29年3月期に最終損益で3期ぶりの黒字を目指す事業計画を発表した。社内カンパニーを7社から4社に減らし、東芝本体では29年4月入社の事務系、技術系の新卒採用を見送る。事業規模を縮小し、経営資源を記憶用半導体と原発の2本柱に集中してV字回復を目指す。だが、両事業を取り巻く環境は厳しくなっており、米原子力子会社の減損リスクもくすぶる。シナリオ通りに業績回復ができるか、不透明感も漂う。

 29年3月期の計画では、売上高は前期見通し比1兆3千億円減の4兆9千億円で、5兆円を割り込めば22年ぶり。最終利益は400億円を見込む。リストラ効果で全事業の黒字化を達成した後、31年3月期に売上高5兆5千億円、最終利益1千億円を現時点での目標として掲げた。

 これまで約1万人としていた人員削減は、3月末時点で1万3820人に膨らむ。27年3月末に21万7千人だったグループの従業員数は29年3月末には18万3千人まで減る見込み。スリム化で収益体質を取り戻そうとする姿勢が鮮明だ。同日会見した室町正志社長は「今期の構造改革、資金改革の成果を来期の全事業の黒字化につなげる。永続的な発展を遂げられる企業へ再生したい」と述べた。

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