ところが何と、そんなスタバが突如「来年からイタリアに進出しますよ」と発表し、欧米で「大丈夫かいな…」と物議を醸しているのです。というわけで今週は、このスタバの本場への殴り込み計画についてご紹介いたします。
2月29日付英紙ガーディアンや3月1日付英紙インディペンデント(いずれも電子版)など、欧米の主要メディアが驚きをもって一斉に報じたのですが、イタリアのミラノで開かれていた今年の秋冬もののファッションの新作発表会「ミラノ・ファッション・ウイーク」(2月24日~3月1日)の会場で、スタバのハワード・シュルツ会長兼最高経営責任者(CEO、62歳)が2月28日、イタリアへの進出を華々しくぶちあげたのでした。
シュルツ氏は「弊社の夢はいつも、いつの日か世界を完全に網羅する店舗網を築くことであり、(カフェ文化の本場)イタリアに進出することだった」などと説明し、来年の早い時期に、イタリアの1号店をここミラノにオープンさせると明言しました。