包括提携契約を結び、握手する千葉銀行の佐久間英利頭取(左)と武蔵野銀行の加藤喜久雄頭取=25日午後、東京都内のホテル【拡大】
千葉銀行と武蔵野銀行は25日、包括提携契約を結び、両行の頭取が東京都内で記者会見した。両行は金融商品やシステムの共同開発を進めることを表明し、千葉銀の佐久間英利頭取は「地域経済の発展に対する強い決意など共通の価値観を持っており、理想的なパートナーだ」と強調した。
両行は資本関係を強化するため、現在はお互い1%未満にとどまっている相手行への出資比率を、3%を上限に買い増す。ただ、武蔵野銀の加藤喜久雄頭取は包括提携について「対等な立場で行う。将来を含めて合併や統合は全く考えていない」と述べ、独立性を維持する考えを示した。
両行は取引先を相互に紹介したり、千葉銀行グループの資産運用会社が開発した投資信託を武蔵野銀行で売ったりして収入を伸ばす。コールセンターを共同化するといったコスト削減も進める。