東京ガスの器具販売店では積極的に電力相談会を開く=4月29日、東京都世田谷区の東京ガスライフバル東世田谷三軒茶屋店【拡大】
電気料金の比較サイトなどを運営するカカクコムが3月に約3200人を対象に実施した調査では大手電力の新プランも含めて事前に申し込みをした人は7.5%と1割未満だった。申し込まなかった理由は半数超が「様子見」。様子見の期間は「半年」が約3割と最も多く、次いで「1年」が約2割を占める。
さらに、自由化対応の次世代電力計(スマートメーター)の設置工事が一部地域で遅れているほか、システム連携の不具合が多発するなど、普及を阻害しかねない事態も浮上する。
契約の切り替え件数を伸ばすためには、これらの課題にいち早く対処するだけでなく、「関心が低い消費者をつかむためのもう一段の努力が必要」(電力中央研究所の丸山真弘上席研究員)になってくる。(佐藤克史)