宿敵中国を「マリオ」で迎え撃つ? 世界4位のUSJ、「ハリポタ」後のアジア最強戦略とは (1/5ページ)

2016.6.5 17:07

 大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が開業15周年を迎えた。映画「ハリー・ポッター」をテーマとしたエリアなどの人気で、昨年の入場者は1390万人と東京ディズニーシーを抜いて世界4位に浮上。多くの訪日客を受け入れ、関西経済の牽引(けんいん)役としても存在感が増す。今年、“宣伝役”のPR大使に元プロテニス選手の松岡修造さんを起用。「リ・ボーン(生まれ変わり)」をテーマに、新アトラクションやさまざまなイベントを計画する。(藤原直樹)

 堺から大阪へ

 いまは絶好調のUSJだが、開園までは紆余曲折があった。もともとは現在の大阪市此花区ではなく、堺市にできるはずだった。

 昭和63年頃に「ユニバーサル・スタジオ」の権利を持つ米メディア大手MCA(現コムキャスト)が日本進出を計画。新日本製鉄(現新日鉄住金)と提携し、堺市での開園を目指した。だが、ロイヤルティーなどの問題が生じて破談。代わりに大阪市が誘致に名乗りを上げた。

 熱心な活動が功を奏し、平成6年にUSJの大阪進出が正式に決まった。総事業費は当初計画の3倍以上となる1600億円。7年後の13年3月にようやくオープンにこぎつけた。式典では人気俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏も駆けつけ門出を祝った。

初年度こそ入場者1102万人と盛況だったが、2年目に早くもつまずく

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