関西依存脱却
初年度こそ入場者1102万人と盛況だったが、2年目に早くもつまずく。アトラクションで消防に届けていた火薬量を超過して使用していた問題など不祥事が相次いで入場者は急落。14年度には763万人まで落ち込んだ。
その後、入場者は800万人前後と低調に推移し、「大阪のお荷物」とまで揶揄(やゆ)されるようになった。21年には大阪市が運営会社の株式を米投資銀行に売却。親会社が代わったUSJは、外資系家庭用品大手から招いた森岡毅執行役員を中心に改革に乗り出す。ターゲットを「家族連れ」に絞り、映画テーマパークからの脱却を目指した。
まずはスヌーピーなど子供に人気のキャラクターをテーマにしたエリア「ユニバーサル・ワンダーランド」を建設。さらに「ワンピース」などの人気のアニメやゲームを導入した。