だが、この計画は昨年11月にコムキャストがUSJの運営会社を買収したことで状況が一変する。沖縄は台風の影響が無視できないうえ、関西と比べ人口が少ない。沖縄への観光客は美しい海など自然環境を好む傾向があることなどから、コムキャストは投資に見合う集客が見込めないと採算性を疑問視した。
結局、コムキャストから派遣された新経営陣は新パーク建設を断念し、大阪のUSJに集中投資する方針を決めた。その判断の背景には、テーマパークの国際競争の激化が挙げられる。
訪日客の急増でUSJは入場者の1割を外国人が占めるようになった。今後は集客を考えるうえで海外のテーマパークもライバルになる。訪日客の中心を占める中国では今後、上海にディズニーリゾートが、北京にはユニバーサル・スタジオ北京がそれぞれオープン予定だ。