【株主総会詳報・三菱自(2)】株主が「縁故や情実人事が閉塞感生んだ」と批判 相川前社長を名指し (1/3ページ)

2016.6.24 18:38

三菱自動車の株主総会の会場に入る株主ら=24日、千葉市美浜区中瀬の幕張メッセ(会田聡撮影)

三菱自動車の株主総会の会場に入る株主ら=24日、千葉市美浜区中瀬の幕張メッセ(会田聡撮影)【拡大】

  • 三菱自動車の株主総会で話す益子修会長を映したモニター画面=24日、千葉市美浜区中瀬の幕張メッセ(会田聡撮影)

 《開始から1時間弱が経過し、男性株主の質問から質疑応答が始まる》

 株主 「過去にリコール隠しで批判を受けたのに膿を出し切れず今日まできた。縁故入社や情実人事が社内の閉塞感を生んでいるのではないか。相川哲郎社長は(筆頭株主の)三菱重工業の元トップが父親だ」

 会場から拍手が起こる。担当役員2人が登壇して説明し終えると、益子修会長が切り出す。

 益子会長 「なぜ再発防止が十分にできなかったという問題は非常に重要な問題ですし、最大の関心事項だと思うので補足説明する。再発防止策をは報告したが、いかにやりきるかが課題だと認識している。違法性の認識が希薄で、技術的な裏付けがあれば許されるということが垣間見られるので教育することが必要だと思う」

 「縁故入社、情実人事があるのではないか、三菱グループの甘えがあると指摘があった。入社試験は厳正に行っているので縁故や情実はないが、襟を正していきたい。相川哲郎社長は実力から社長に任命した。開発だけでなく、営業などを経験して十分な経験を積み、実力があると判断してこれは情実ではないと申し上げたい」

 続いて女性株主がか細い声で質問を投げかける。

 株主 「説明では財務基盤は問題ないということだが、巨額の補償金の支払いが心配だ。また、燃費試験の信頼を勝ち取るために、外部機関に検査してもらってはいかがか」

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