
ホテルニューオータニ大阪では最高1500円程度の高級ショートケーキを小さめのサイズに、色んな味を楽しめる=6月3日、大阪市中央区(田村慶子撮影)【拡大】
さらにホテルが近年、食べ放題企画にさまざまな工夫を凝らすようになったことも、消費の刺激につながっている。
ほぼ全てのホテルが、スイーツの食べ放題にサンドイッチやピザ、サラダなどの軽食メニューも投入。割高感のあったスイーツのみの構成を見直したことで、間食でなく3食の延長線としてとらえられるようになり、中心価格帯が4千~5千円台と決して安くない食べ放題企画の販売を押し上げた。
マリー・アントワネットを連想させる演出も
さらに、店内の装飾や料理の見た目に対するこだわりも際立つ。場の楽しさを演出するのはもちろん、新規客の獲得に欠かせない宣伝ツール、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への拡散も狙っているためだ。
5月20日に始まったセントレジスホテル大阪(同市中央区)の企画では、“お姫様”をテーマに白雪姫の毒リンゴをイメージしたムース、マリー・アントワネットを連想させるマカロンなどを提供している。「女性が胸をときめかせる空間を」と、女性スタッフはメイド風の制服をまとうなど演出を徹底。20、30代の女性客らが着飾り、携帯電話で写真を撮り合っている。