年金積み立て不足が25兆円超に 昨年度末、マイナス金利響き1年で7兆円増加

2016.8.5 18:11

 年金や退職金を支払うために用意しておくべき「退職給付債務」の上場企業の積み立て不足額が2015年度末時点で約25兆6千億円に上り、不足額が前年度末から約7兆7千億円増えたことが、野村証券の集計で5日分かった。日銀が導入したマイナス金利政策の影響で長期金利が下がったり、株価が下落したりして期待できる運用利回りが低くなったことが響いた。

 積み立て不足が深刻化すれば、企業収益を圧迫し財務体質の悪化につながる。企業が給付水準を保障する確定給付型の年金制度の維持が難しくなり、確定拠出年金など、従業員がより運用リスクを負う方向に企業年金の制度見直しが進む可能性もある。

 野村証券が上場企業のうち企業年金の状況を開示している3241社を対象に集計したところ、15年度末の退職給付債務の総額は約93兆5千億円で、前年度末から約6兆円増加した。一方、保有する年金資産は運用環境悪化で、約1兆7千億円減の約67兆9千億円となった。

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