銀座でポケモン探し=東京都中央区【拡大】
任天堂が開発に関わったスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が米国などでの配信が始まってから6日で1カ月が経過した。日本でも7月22日に始まるなど配信先は70カ国を超え、ダウンロード数は異例の早さで1億件を突破。関連商品が特需に沸き、「ポケモノミクス」と呼ばれる経済効果も広がっている。
基本プレーは無料だが、調査会社アップアニーによると、ゲームを有利に進められるアイテムの1日当たりの売上高は1千万ドル(約10億円)以上と推計されている。
店舗がポケモンを対戦させる拠点などになった日本マクドナルドホールディングスは7月の既存店売上高が前年同月比26・6%伸びた。また、ゲームで長時間遊ぶとスマホの電池が早く消費するため、家電量販店などで持ち運び用充電器の販売も“バカ売れ”状態だ。