「ピカチュウの巣」無言でスマホの異様光景 来園者がいなかった公園に異変 (1/3ページ)

2016.7.31 17:10

夜が明けてもゲームをする人でにぎわう扇町公園。一帯はセミの声だけが響いていた=29日午前9時半、大阪市北区
夜が明けてもゲームをする人でにぎわう扇町公園。一帯はセミの声だけが響いていた=29日午前9時半、大阪市北区【拡大】

  • ポケモンGOを楽しむ人たちで深夜までにぎわう扇町公園。小学生くらいの子供の姿も見られた=28日午後11時半ごろ、大阪市北区(井上浩平撮影)
  • スマートフォンを手にポケモンGOを楽しむ人たちでにぎわう扇町公園=28日午後4時半、大阪市北区(井上浩平撮影)

 世界的な人気を集めるスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信開始から7月29日で1週間を迎えた。珍しいキャラクターが入手しやすいとされる市街地の公園には連日、早朝から深夜までスマホ片手のユーザーが引きも切らずに押し寄せ、現実世界の光景を様変わりさせた。その一方で来園者による路上駐車やごみ問題も発生。ポケモンをめぐる騒動はまだ収まる気配がない。(井上浩平)

 「ピカチュウが出た!」

 28日深夜、大阪市北区の扇町公園。学生風の男性が興奮気味に声を上げた。薄暗い園内では、電池切れに備えて予備のバッテリーを取り付けたスマホの画面を、多数の若者が食い入るように見つめていた。

 同公園は出現率が低いポケモン・ピカチュウが入手しやすいスポットとされ、ファンの間では「ピカチュウの巣」と呼ばれる。ゲームの配信以来、昼夜を問わず祭りのようなにぎわいを見せている。

 最終電車の後も乗用車で足を運ぶ人が少なくない。公園の周囲では、滋賀や神戸ナンバーの車も路上駐車し、車内でゲームに興じる姿がみられた。

パトカーも「駐車禁止です。すぐに移動してください」と呼び掛け

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