
震災による休止から再開し、挽回生産が続くホンダ熊本製作所の大型二輪車ライン=13日、熊本県大津町平川【拡大】
ホンダは13日、4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本製作所(熊本県大津町)を震災後初めて報道陣に公開した。国内の二輪車生産を主に担う同製作所は設備が損壊し、約1カ月の生産休止を余儀なくされた。だが、従業員が一丸となって復旧に取り組み徐々に再開。震災から5カ月を経て完全復旧を果たし、地元の復興に貢献している。
「生産は震災前の水準に戻った。納車の遅れを取り戻すよう全力で取り組んでいく」
熊本製作所で同日記者会見したホンダの八郷隆弘社長はこう力強く述べた。
熊本製作所は二輪車や発電機、軽トラックのエンジン部品を製造。特に二輪車は国内唯一の拠点として部品製造から組み立てまで一貫して手がけ、年間約20万台を生産する。
4月14日の地震発生時は、需要期の夏に向けフル稼働していたところを激しい揺れが襲った。