軽自動車の乱売控えたスズキ 鈴木修会長の経営改革、いよいよ総仕上げ (3/4ページ)

2016.9.26 07:10

燃費不正問題で会見する鈴木修会長(中央)と鈴木俊宏社長(右)=6月8日、東京・霞が関の国土交通省(撮影・春名中)
燃費不正問題で会見する鈴木修会長(中央)と鈴木俊宏社長(右)=6月8日、東京・霞が関の国土交通省(撮影・春名中)【拡大】

  • ダイハツ対スズキの軽自動車販売台数

 軽の1~7月の販売はダイハツに3万4000台もの水をあけられたが、ワゴンRなどを中心に次第に中古車価格は値上がりに転じており、戦略は狙った通りに進む。

 スズキの方針転換は、ライバルのダイハツにも影響を及ぼし始めている。スズキが乱売を控える中で、無理に台数を追えば、中古車市場での価格が落ち、結果的に自社の首をしめかねないからだ。

 しかもダイハツは10月にトヨタの100%子会社になったばかり。今まで以上に採算が重視されるのは確実。軽でも収益を高めるにはより高値で売れるようブランドを高める必要があり、ダイハツの松下範至専務執行役員は「一台一台を大事に売ることが大事だ」と言い切っている。

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