【日本発!起業家の挑戦】コミュニケーション・ロボットの未来 (2/6ページ)

2016.10.4 05:00

ユカイ工学の青木俊介氏
ユカイ工学の青木俊介氏【拡大】

 --子供の携帯電話に直接メールすればよいのでは

 「まず、子供に携帯電話、特にスマホを持たせたくない人は多いです。スマホを渡してしまうと、一日中ゲームをしたりアニメを見たりして過ごすことを促すようなものです」

 --なるほど。しかし、なぜロボットにそれほど魅力があるのでしょう。ソフトバンクのPepperやBOCCOをはじめ、日本には多くのロボットが登場しています

 「いちいち考えていないだけで、日常生活にたくさんのロボットが使われています。自動販売機も券売機もみんなロボットです」

 --人のように動き、話すロボットについてはどうですか。録画システムのティーボがテレビ番組を録画しておいてくれるのはうれしいですが、ティーボにソファに座って待っていてほしいとは思いませんが

 「確かに僕たちは普段、ロボットに黙ってただ仕事をしてくれと思っています。しかし、人型ロボットというのは何も新しいアイデアではありません。世界各地で、古代神話には人間が泥人形を作る話があります。これらは基本的にロボットと同じです。人間にはいつも自分たちに似た物を作りたいという衝動がありました。これは日本に限った話ではないと思います」

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