富士通がPC事業をレノボに統合 決断に至る背景 (2/3ページ)

2016.10.7 06:11

パソコンのメーカー別国内外シェア
パソコンのメーカー別国内外シェア【拡大】

  • 国内パソコンメーカーの撤退・再編の動き

 16年2月にはパソコン事業を別会社化したほか、東芝、ソニーから分離したVAIO(長野県安曇野市)との事業統合を模索。しかし事業を取り巻く環境は好転せず、15年度には「パソコン事業で3桁億円の赤字」(塚野英博取締役)となり、出荷台数も20年前の水準まで落ち込んでようやく自力再生を断念した。

 富士通は米HPや米デル・テクノロジーズといった海外勢を含む数社と交渉にあたり、生産工場や「FMV」ブランド維持などに柔軟な姿勢をみせたレノボと最終調整に入った。

 IT(情報技術)関連調査会社のMM総研によると、13年度に1000万台あったビジネス分野のパソコン出荷台数は15年度に560万台まで減少。「18年度は買い替え需要期だが、1000万台に戻ることはない」(MM総研)とみる。

 業界では出荷台数1000万台以上でグローバル市場でどうにか戦える調達力、500万台を切れば中央演算処理装置(CPU)や部品の調達コストが上がり、事業存続の分岐点になるといわれる。

かつて日本の電機メーカーはほぼ全社がパソコンを製造

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