--原発事業では日立製作所、東芝と燃料事業の統合を交渉している。原子炉に踏み込む可能性は
「炉型がまったく違うのでシナジーがない。原子力発電プラント向け蒸気タービンではすでに日立と一緒にやっているし、当面は再稼働で各社とも忙しい。だが、長い目で原子力がどうなるのかを考えた場合、そして(何十年も先の)第4世代の原子炉が実用化されたときは、どうなるか分からない。日本に3社も(原発メーカーが)あるのはしんどい。日本の産業政策上、再編の話があってもしかるべきだが、今の段階では簡単ではない」
--特別損失の額を半減させようとしている
「(損失リスクの洗い出しは)だいぶ終えつつある。客船は損失計上がほぼ終わり、米原発事業で約7000億円の巨額賠償を請求されている件についても、そう遠くない時期に結論が出る。MRJの開発費はもっとかかると思うが、2年ぐらいで懸念にめどをつけようと思う」
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【プロフィル】宮永俊一
みやなが・しゅんいち 東大法卒。1972年三菱重工業入社。2006年執行役員、08年取締役常務執行役、11年副社長を経て、13年4月から現職。福岡県出身。